2019年度おすすめの炊飯器10選!

                       お家で美味しいご飯を炊こう!

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今回は最新の家電製品「炊飯器」についてご紹介します!
最近主流になってきている物はどれも品質が良く底価格帯の物から高価格帯のハイエンドモデルまで数多く発売されているものの中から厳選した最新の炊飯器をご紹介いたします。

 

  • 加熱方式

家庭用炊飯器の加熱方式には大きく分けて3種類ほどあります。


1.  IH炊飯器

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食感:しっかりとした粒感で少し硬め

特徴:IH炊飯器の特徴はシステムキッチンと同じIHシステムを採用し釜全体に均等に熱が伝わるので炊き上がりにムラがなく美味しく炊き上げる事ができます。

メリット:ガスではなく電磁力での加熱になるので安全な点と、美味しいご飯を炊く上で必要な高火力がIHには備わっており値段帯もピンキリなのでご予算にあった物を選べばいいかと思います。


デメリット:ガスではなく電気を使っていますのでやはり消費電力はそれなりに消費しています。炊飯器とケトルであったり電子レンジを一緒に使うとブレーカーが落ちることもありますので、予算を問わない場合は省エネ機能のある上位モデルを検討してみるのも良いかと思います。


2.  圧力IH炊飯器

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食感:もちもちした食感で米が甘い

特徴:基本構造は上記で話したIH炊飯器と性能は同じですが、プラスで圧量が加り内釜の気圧が最大1.4気圧になるまで蒸気を逃さず高温で炊き上げることができます。

メリット:お米は水に浸し吸わせる事でより美味しく炊き上がると言われていますが、圧力IH炊飯器の場合はその手間なくご飯を美味しく炊き上げる事ができます。


デメリット:一番のネックは価格だと思います。
圧力機能が加わった点や比較的最新の技術が使われていますのでそれなりにお値段はします。
また圧力をかけるための仕組みが複雑なためパッキンなどのパーツが多く手入れが大変という点はあります。


3.  マイコン

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食感:少し硬め

特徴:マイコン式の構造はシンプルで電気ヒーターで釜全体を温めて加熱する仕組みです。

メリット:一番の魅力は値段の安さだと思います。
構造がシンプルで必要最低限しか備わってませんので、その分IH式の物よりやすく済みます。


デメリット:IH式とは異なり窯全体に伝わる温度が低いため炊きムラが生じる場合があり保温機能の無いモデルが多いため一人暮らしの方などには向いています。

  • 内釜の種類

1. 多層釜

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特徴:多層釜はメーカーにより使われている素材、内釜の枚数が異なるので一概には言えませんが熱伝導の良い作りになっており多くで採用されています。

 

2.鉄釜[羽釜]

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特徴:鉄釜の特徴は発熱効率が良い点です。
良くも悪くも他の内釜との差はありませんが鉄としての素材の汎用性の高さは引けを取りません。ですが唯一のデメリットは釜の重さです。

3. 炭素釜

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特徴:性能は鉄釜とさほど遜色はありませんが、炭素釜の最大の特徴は「炊きたての美味しいご飯を維持できる」と言う点です。これは美味しいご飯を食べる上で一番重要といっても過言では無いと思います。さらに遠赤外線効果もあり高温で均一に火が通るので炊きムラも起こりません。唯一のデメリットは、値段が比較的高めな点と、釜の素材に99.9%の炭を使用しているので鉄より軽いと言うメリットはありますがその良さが裏目に出て衝撃に弱いと言う点があります。


4. 土鍋釜

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特徴:土鍋釜の最大の特徴は「蓄熱効果が高くふっくら炊き上げる事ができます」
これは土鍋釜の最大のメリットでありデメリットとも言えます。蓄熱性こそ高いですが熱伝導が他の内釜より悪く温まるまでに時間はかかりますが長く美味しく食べるのであれば土鍋釜が一番だと思います。

  • 各メーカーの特徴

大手炊飯器メーカーとその特徴を少しご紹介いたします。

 

1. アイリスオーヤマ

アイリスオーヤマの最大の魅力は「おひつとIHコンロを分離できる」と言う点です。

内釜の種類:多層釜

鍋などをする際に下のIH部で鍋を温めながら上のおひつを持ってきてその場でよそって食べられるので一つで二役こなせる万能型です。他にも自動でお米の量を測ったり必要な水の量を自動で教えてくれるので計量カップで「米と水の量」を計る手間がかかりません。またよそったご飯のカロリーも表示されるので健康志向の方にはとても重宝されると思います。

 

 2.  象印(ZOJIRUSHI)

象印 炊飯器 5.5合 圧力IH式 炎舞炊き プライムブラック NW-KA10AM-BZ

象印 炊飯器 5.5合 圧力IH式 炎舞炊き プライムブラック NW-KA10AM-BZ

 

象印(ZOJIRUSHI)の最大の魅力は「炎舞炊き」です。

内釜の種類:多層釜

象印のコンセプト自体は他のメーカーとさほど遜色はないのですが、一番の売りである「炎舞炊き」とは、釜の中で複雑な熱の対流を生み高温の熱を米一粒一粒に伝える技術です。従来のIH式は釜の下に一つでけしかヒーターを配置していませんでしたが、炎舞炊きの場合は3つのヒーターを使う事で釜全体に高温を行き渡らせる事ができるので温度が高ければ高いほどご飯が美味しく炊けると言う理念にあった作りになっています。

 

 3.  タイガー(TIGER

 タイガー(TIGER)の最大の魅力は「土鍋ご泡火炊き」です。

内釜の種類:土鍋

まずタイガーさんは「一合料亭炊き」と言う機能を搭載し専用の土鍋中ぶたをつける事で、物理的に炊飯空間を小さくし泡で包み込むようにお米を炊き上げるのでお米が傷つきにくくなり甘みのありもち!とした美味しいご飯を炊き上げます。
またタッチパネル/モーションセンサー/音声ガイドが搭載されているので操作性も良く見た目のデザインもオシャレなので人気のモデルとなっています。

 

4.  東芝TOSHIBA

東芝TOSHIBA)の最大の魅力は「合わせ炊き」です。

内釜の種類: 羽釜

東芝は圧力と真空で美味しくご飯を炊こうと言う考え方で、まず最初にお米を真空状態にし空気を抜く事でお米の芯まで水が浸透し、圧力をかける事でお米一粒一粒に均一に熱が入るのでご飯全体がふっくら炊き上がります。
また、羽釜の釜底には東芝独自のWAVE加工がされているのため強い沸騰力を起こし旨味を引き上げてくれます。

WAVE加工とは、釜底に凹凸を作る事で熱を蓄え泡の対流を生み出す技術。

 

5.  三菱(MITSUBISHI

三菱(MITSUBISHI)の最大の魅力は「かまどご飯」です。

内釜の種類:本炭釜

三菱はかまどで炊いたご飯をコンセプトに掲げており内釜には純度99.9%の炭を使用し一つ一つ職人が丁寧に手作業で作っています。また炊き方にもこだわっており「激沸騰・泡昇り炊き」と言う機能があり従来の製品だと吹きこぼれの恐れがあるため火力を弱める必要がありましたが、三菱が新しく取得した特許では火力を弱める事なく沸騰しつずけられ、釜の遠赤外線効果によりかまどで炊いたご飯のような香ばしい味をご家庭で味わう事ができます。

 

  • オススメのお米

良い炊飯器には良いお米を!おすすめの美味しいお米を5つご紹介したいと思います!

まず初めにお米には等級があり「香り、外観、味、粘り、硬さ、総合評価」の6項目からランク付けられ、特Aが一番良いとされています。

特A : 基準米よりも特に良好な食味
A : 基準米よりも良好な 食味
A`:基準米と概ね同等の食味
B :基準米にやや劣る食味
B`:基準米よりも劣る食味

の5評価にわけられています。

 1. コシヒカリ[新潟産]

【精米】新潟県産 白米 こしひかり 5kg 平成30年産

【精米】新潟県産 白米 こしひかり 5kg 平成30年産

 

平成29年 A  平成28年 特A 平成27年 特A

味:甘みが強く 後味も強く残ります

お米と言ったら新潟と言っても過言ではないお米の県こと、新潟が生んだ「コシヒカリ」全国の米収穫量に対してわずか2%と希少性のある人気米。


2.  あきたこまち秋田県

【精米】秋田県産 白米 あきたこまち 5kg 平成30年産

【精米】秋田県産 白米 あきたこまち 5kg 平成30年産

 

平成29年 特A 平成28 特A 平成 27 特A

味:柔らかく、モチッとした食感

秋田を代表するお米でコシヒカリを親にもつ品種で味のバランスが良いお米です。


3.  ななつ星[北海道]

 平成29年 特A 平成28年 特A 平成27年 特A

味:柔らかく、お米の味が濃ゆすぎない

とても人気な品種の一つでお米自体の主張が強すぎないため、おかずの引き立て役となり冷めても美味しいのが魅力です。

4.  ヒノヒカリ熊本県

 平成29年 特A 平成28年 特A 平成27年 特A
味:味、粘り気、香りのバランスが良い

コシヒカリを親にもち九州を代表するお米の一つで全てのバランスが良いため毎日食べても飽きない美味しさです。


5. ゆめぴりか[北海道]

【精米】北海道産 無洗米 ゆめぴりか 5kg 平成30年産

【精米】北海道産 無洗米 ゆめぴりか 5kg 平成30年産

 

 平成29年 特A 平成28年 特A 平成27年 特A

味:強い粘り気が強く、柔らかい

ゆめぴりかの最大の特徴は「冷めても美味しい」と言う点です。ANAの国際線ファーストクラスにも採用されていておにぎりなどにするのがおすすめかと思います。

 

  • まとめ

各メーカーの炊飯器をご紹介しましたが、唯一全てで共通する点は「高温で炊くです」お米は高温であればあるほど美味しく炊けるとされているので、熱の対流を生んで炊き上げたり泡で炊き上げたり、真空と圧力の力で温度を上げたりなど様々な工夫が施されています。
メーカーによっては数千円で買えるところから数十万円する高級モデルまで幅広くありますが数十年先までほぼ毎日使うと考えたら高いモデルを買ったとしても損はないと思います。